塩対応

2016/06/30
writer： Moto
- ナチュラルライフ

松本のお店から

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

またすぐインドに戻ってこいよ！

先週日本に帰国したばかりなのに
インドの取引先からこんなメールが届きました。
全然戻りたいとは思いませんが
こういうメールをもらえると嬉しいですね。笑

本来は“ 行きたい“ と書く部分を
戻りたいと書いている時点で
自分の中のインドが大きくなってきている気もしますが
まだ当分は日本を満喫したいと思います。

ただ、今となってはこうしてインドの取引先から
フレンドリーなメールが届きますが
買付を始めた3年前は散々でした。

先日山崎が『カシミールの思い出』という
タイトルでメルマガにも書いていましたが
僕たちの買付の方法はある意味勇気があるようで
一方で大分無謀です。笑

よく多くの人に、インドでどうやって取引先を見つけるの？
と聞かれます。
笑われてしまうかもしれませんが
真剣にストール関連の生産者や会社の情報を色々な場所で聞いて
そこで手に入れた街の名前や、良くて住所の書かれたメモだけを頼りに
電車やバスに乗ってその場所に行くんですよね。

その結果山崎が言っていた
生産者がいると思って日本から何日もかけて行った場所が
普通のおばあちゃん家だったなんてこともあります。

ただ会社があったらあったでいきなり訪問するので
門前払を食らうこともあるし、
話は聞いてもらえても全く相手にされないこともあります。
ありますというか、こっちの方が断然多いです。　

そりゃ突然ドアを叩いて
日本から来ました〜。ストール見せてください！
なんて面白いですけど、
そんなやつ相手にされませんよね。

そんなところからいつもビジネスが始まるのですが
冒頭で、またインドに戻って来いと言ってくれた相手も
最初は物凄く冷たかったんですよ。

何度もその生産者を訪ねて
ようやく取引をしてもらえるようになったのですが
最初の頃の塩対応は今でも忘れられません。笑

結局今となってみれば凄く優しくて良いパートナーですが
負けてたまるかと思って通い続けてよかったと今は思います。
勝ち負けとかじゃないですけどね。

最近はお客さんにも帰国を楽しみにして頂いているし
インドからも“帰国“ を楽しみにしてもらっていて
本当に有難いと思っています。

次の買付もそんなに遠くないような気はしていますが
みなさんの期待を裏切らないように
日本でバッチリやってまたインドに向けて準備していきたいと思います。

まず7月はお店にいることがほとんどなので
お店の仕事をしっかりやろうと思います。
是非遊びに来てください。

それでは今日も1日頑張りましょう！

PS：冒頭の写真は昔キューバを一ヶ月旅行した時に
愛用した手書きの地図です。一緒にいたドイツ人の友人はこの地図を見て
苦笑いしていました。今も昔も変わりません。

「塩対応」への2件のフィードバック

匿名 2016年7月1日 10:18 午後

MOtoさん　

お帰りなさい。
タイトルの塩対応？・・と思いましたが、ずいぶん皆さん苦労されたのですね！！
でも直接現地ということが大切なのですね。
塩も受け取り方、対応の仕方で、大事ですね。身体にとっても大事だし・・・

今日のような暑い日も、きっと”さわやか信州”で快適？
42度、体温以上は信じられませんが、人の適応力はすごいですね。

やなぎさわ

返信 ↓
1. Moto 投稿作成者2016年7月2日 12:09 午後
  
  やなぎさわさん
  
  いつもありがとうございます。
  さすがにインドに比べると信州は快適ですね！
  冬は寒すぎますが、夏は最高です。
  
  塩も受け取り方、対応の仕方という表現、いいですね！
  インドで仕事をするには
  直接現地に行って、生産者としっかり対話を
  することが大切だと、何年もやっているうちにわかるようになりました。
  でも日本も同じですね。
  塩が砂糖になるくらいしっかりコミュニケーションとりたいと思います。笑
  
  いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
  
  Moto
  
  返信 ↓

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。